こんにちは、コンビニ大家です。
10年以上コンビニを経営してきて、今の私が大切にしている考えがあります。
それは、
「現在は、過去の自分の選択と行動の結果である」
ということです。
今の利益も。
今の信用も。
今の人間関係も。
今の資産も。
そして、今の人生も。
すべてが一日でできたものではありません。
毎日の小さな判断と行動が積み重なって、今の自分をつくっています。
もちろん、人生には自分ではどうにもできないこともあります。
景気、競合店、制度変更、病気、事故、災害。
こうしたものまで、すべて自分の責任だとは思っていません。
それでも、
その状況の中で、自分がどう判断し、どう行動するのかは自分で選ぶことができます。
だから私は、判断に迷ったときほど、
「人として、どうあるべきなのか」
を考えるようになりました。
今の自分は、過去の選択でできている
コンビニ経営をしていると、毎日たくさんの判断があります。
どの商品を発注するのか。
誰を採用するのか。
誰を店長にするのか。
スタッフにどんな言葉を掛けるのか。
人件費をどう考えるのか。
利益をどう残すのか。
設備投資をするのか。
一つひとつの判断は、その瞬間には小さなことに見えます。
しかし、その小さな判断が積み重なって、
一か月後の利益になり、
一年後の店舗になり、
10年後の会社になります。
だから私は、
「現在は過去の選択の結果」
だと考えています。
良い結果も悪い結果も、まず自分の判断を振り返る
もちろん、良い結果が出たからといって、すべて自分の実力だとは思いません。
スタッフに助けてもらった。
家族に支えてもらった。
お客様に選んでもらった。
取引先に協力してもらった。
多くの人のおかげで結果が出ています。
一方で、悪い結果が出たときには、
「自分の判断に問題はなかったか」
を考えます。
人のせいにすることは簡単です。
景気が悪い。
人が採用できない。
競合店が増えた。
本部の制度が変わった。
確かに、それらが原因のこともあります。
しかし、それだけで終わってしまえば、自分には何も変えられません。
だから私は、
自分に変えられる部分は何だったのか
を考えるようにしています。
銀行に相手にされなかった経験
若い頃、私は不動産経営がしたくて銀行へ相談に行ったことがあります。
しかし、簡単には相手にしてもらえませんでした。
実績もありません。
十分な資産もありません。
金融機関から見れば、当然の判断だったと思います。
当時は悔しくて、
「話くらい聞いてくれてもいいのに」
と思いました。
しかし、今なら銀行の判断も理解できます。
銀行が見ていたのは、その日の私ではありません。
それまで何をしてきたのか。
そこを見ていたのだと思います。
その後、私はコンビニ経営を続けました。
利益を残す。
借入金を返済する。
納税する。
約束を守る。
事業を継続する。
そうした積み重ねによって、少しずつ信用ができていきました。
そして、以前よりも金融機関と具体的な相談ができるようになりました。
振り返ってみれば、
今の信用も、過去の自分の選択の積み重ねだった
のです。
信用も、過去の行動から生まれる
信用は一日でつくれません。
約束を守る。
時間を守る。
困ったときに逃げない。
間違えたら謝る。
人によって態度を変えない。
こうした当たり前の行動を続けることで、
「この人なら大丈夫」
という信用が少しずつ生まれます。
反対に、
約束を破る。
責任から逃げる。
お金にルーズになる。
人のせいにする。
そうした行動を繰り返せば、信用も少しずつ失われます。
だから私は、
信用も過去の選択の結果
だと考えています。
そして信用は、お金と同じように積み重ねるほど、その後の人生に影響してきます。
判断に迷ったときは「人としてどうあるべきか」
経営をしていると、正解が分からない問題に何度も直面します。
利益を優先するのか。
人を優先するのか。
会社を守るのか。
一人の社員を守るのか。
今を優先するのか。
将来を優先するのか。
すべてが簡単に決められるわけではありません。
そんなとき、私は最後に、
「人として、どうあるべきなのか」
と考えます。
法律的には問題ない。
経営的には合理的。
利益を考えれば正しい。
それでも、
「自分が同じことをされたらどう思うだろう」
と考えてみる。
その判断を、家族に話せるだろうか。
社員に説明できるだろうか。
10年後の自分が振り返っても、
「この判断で良かった」
と思えるだろうか。
そこまで考えて決めるようにしています。
数字だけでは経営を判断できない
経営では数字が非常に重要です。
売上。
利益。
人件費。
資金繰り。
投資効率。
どれも無視できません。
しかし、数字だけを見て判断すると、人がついてこなくなることがあります。
例えば、利益だけを考えれば、人件費を削るという判断もできます。
でも、それによって社員が疲弊したらどうでしょう。
店長が休めなくなったらどうでしょう。
スタッフが辞めてしまったらどうでしょう。
短期的には利益が改善しても、長期的には会社の信用を失うかもしれません。
だから私は、
「数字として正しいか」だけではなく、「人として正しいか」も考える必要がある
と思っています。
経営者にとって「責任」とは何か
私は、経営者が責任を持つというのは、
何でも自分一人で背負うことではない
と思っています。
自分で決めたことについて結果を受け止める。
失敗したら原因を考える。
必要なら人に助けを求める。
同じ失敗を繰り返さないように改善する。
そして、社員やスタッフに無理を押し付ける前に、
経営者自身ができることを考える。
それも責任だと思っています。
自分で変えられないことと、変えられること
人生には、自分では変えられないことがあります。
景気が悪くなる。
競合店が出店する。
制度が変わる。
物価が上がる。
病気になる。
事故に遭う。
災害が起きる。
これらすべてを自分の責任にする必要はありません。
大切なのは、
「自分で変えられないこと」と「自分で変えられること」を分けること
だと思っています。
変えられないものを責め続けるのではなく、
変えられるものに集中する。
その中で、自分にできる最善の選択をする。
私は、それが自分の人生に責任を持つということだと思っています。
未来は今日の選択から始まる
現在が過去の選択の結果なら、
未来は今日の選択から始まります。
信用を増やしたいなら、今日約束を守る。
資産を増やしたいなら、今日から資産形成を始める。
健康を守りたいなら、今日の生活を見直す。
会社を良くしたいなら、今日の経営判断を変える。
人間関係を良くしたいなら、自分から相手を大切にする。
未来を変えるために、必ずしも大きなことをする必要はありません。
今日の小さな選択を変える。
それを続ける。
その積み重ねが、数年後の大きな違いになります。
私が今、大切にしていること
10年以上コンビニを経営してきて、私は「成功」そのものに対する考え方も変わりました。
以前は、
売上を増やす。
利益を増やす。
店舗を増やす。
それが成功だと思っていました。
今は少し違います。
社員やスタッフが安心して働ける。
会社に利益が残る。
信用を積み重ねる。
資産形成を進める。
自分や家族との時間も大切にする。
そして、
判断に迷ったときに、自分が納得できる選択をする。
それが、私にとっての経営です。
まとめ
私は10年以上コンビニを経営してきて、
現在は、過去の自分の選択と行動の結果
だと考えるようになりました。
良い結果も。
悪い結果も。
すべてを自分だけの責任にする必要はありません。
それでも、
自分が選択したことについては、自分が責任を持つ。
そして、判断に迷ったときには、
「利益になるか」
「自分が得をするか」
だけではなく、
「人として、どうあるべきか」
を考える。
その判断を10年後の自分が振り返っても、
「この選択で良かった」
と思えるか。
私は、そこを大切にしています。
現在は過去の選択の結果です。
そして、
未来は今日の選択から始まります。
だからこそ私は、毎日の小さな判断を大切にしたい。
利益を追うときも。
人を守るときも。
資産形成をするときも。
経営に迷ったときも。
最後に戻るのは、
「人として、どうあるべきか」
という問いです。
それが、10年以上コンビニ経営を続けてきた私が、今でも大切にしている判断基準です。
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