こんにちは、コンビニ大家です。
「コンビニ経営で一番大切なものは何ですか?」
そう聞かれると、多くの人は、
「売上です。」
と答えるのではないでしょうか。
もちろん、売上はとても大切です。
売上がなければ利益も生まれません。
しかし、10年以上コンビニを経営してきた今、私が一番大切にしている数字は売上ではありません。
予算です。
私は、
予算とは経営の計画書であり、会社の未来を描く設計図だと考えています。
売上はコントロールできない
開業した頃の私は、毎日の売上ばかり気にしていました。
今日は昨日より売れた。
今日は雨だから売れない。
競合店がオープンした。
天気予報を見ながら一喜一憂していた時期もあります。
しかし、経営を続ける中で気付いたことがあります。
売上は、
自分の努力だけでは決められないということです。
天候。
景気。
物価。
最低賃金。
競合店。
人口の変化。
SNSで話題の商品。
こうした外部環境によって、売上は大きく変わります。
つまり、
売上は経営者が完全にコントロールできる数字ではありません。
コントロールできる数字を見る
では、経営者は何を見るべきなのでしょうか。
私は、
予算だと思っています。
予算を作れば、
売上が計画より少なければ、
どの経費を見直すか。
利益をどこで確保するか。
逆に売上が伸びたら、
人材へ投資するか。
設備投資をするか。
将来のために利益を残すか。
冷静に判断できます。
予算があるから、
数字で経営できます。
感覚だけで経営しなくて済むのです。
予算は経営の設計図
私は、
予算とは会社の設計図だと思っています。
家を建てる時、
設計図なしで建てる人はいません。
どこに柱を立てるのか。
部屋は何部屋必要なのか。
基礎はどうするのか。
最初に設計図を作ります。
会社も同じです。
利益をいくら残したいのか。
人件費はいくらまで使えるのか。
廃棄はいくらまで許容するのか。
設備投資はいつ行うのか。
これを数字で表したものが予算です。
設計図があるから、
途中で修正できます。
設計図がない経営は、
地図を持たずに目的地を目指すようなものだと思っています。
売上より利益が残る仕組み
私は以前、
「売上はお客様が決めるもの。
利益は経営者が残すもの。」
という記事を書きました。
今でも、この考えは変わりません。
売上が伸びても、
利益が残らなければ意味がありません。
利益が残らなければ、
スタッフの給料も上げられません。
設備投資もできません。
社会保険も充実できません。
納税も難しくなります。
地域への貢献もできません。
だから私は、
売上を追う経営ではなく、
利益が残る仕組みを作る経営を目指しています。
インフレ時代だからこそ予算が重要
私は最近、
予算の重要性がさらに高まっていると感じています。
最低賃金は毎年4〜5%程度上昇しています。
物価も上がっています。
電気代。
水道代。
消耗品。
あらゆる経費が上昇しています。
例えば、
物価上昇率が3%なら、
売上も3%伸びて初めて前年と同じ経営状態と言えるかもしれません。
売上が前年並みでは、
実質的には利益が減っている可能性があります。
だから私は、
前年対比だけではなく、
インフレまで考えた予算を作っています。
時代が変われば、
予算も変えなければなりません。
持続可能な経営を目指す
私は、
経営で一番大切なのは、
持続可能な仕組みだと思っています。
一時的に売上が伸びても、
無理な人件費。
過剰発注。
値引き販売。
これでは長続きしません。
反対に、
予算どおり利益を積み重ねられれば、
景気が悪くなっても、
最低賃金が上がっても、
環境が変わっても、
会社は続けられます。
経営者の仕事は、
売上を追いかけることではありません。
会社が10年後も利益を出し続けられる仕組みを作ることです。
まとめ
私は10年以上コンビニを経営してきて、一つ確信しています。
売上は結果です。
結果だけを見て一喜一憂していては、
経営は安定しません。
経営者に必要なのは、
未来を予測し、
数字で計画を立て、
状況に応じて修正することです。
その土台になるのが、
予算という経営の計画書です。
私は毎日売上を確認します。
しかし、それ以上に予算とのズレを確認します。
予算があるから、
利益を守ることができます。
予算があるから、
スタッフを守ることができます。
予算があるから、
未来へ投資できます。
そして私は10年以上コンビニを経営してきて、一つ確信しています。
売上はコントロールできません。
しかし、予算を通して経営はコントロールできます。
だから私は今日も、売上以上に予算という数字を大切にしています。
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