本部に過度な期待をしない理由|信頼関係を築くために私が大切にしている考え方【第88話】

現場で考えるのは「次の10年」のこと 体験談

こんにちは、コンビニ大家です。

コンビニオーナーになって10年以上になります。

その中で、私が大切にしている考え方があります。

それは、

「本部に過度な期待をしないこと。」

です。

これは、本部を信用していないという意味ではありません。

むしろ、長く良い信頼関係を築くために必要な考え方だと思っています。


店舗と本部は運命共同体であり、利益相反の関係でもある

コンビニオーナーと本部は、同じブランドを支える運命共同体です。

一方で、それぞれ立場が違うため、利益が完全に一致するわけではありません。

店舗は利益を増やしたい。

本部も会社として利益を出さなければなりません。

これは対立ではなく、それぞれが異なる役割を担っているということです。

同じことは、オーナーとスタッフの関係にも当てはまります。

スタッフはより良い労働条件を求めます。

オーナーは店舗を維持し、利益を確保しながら雇用を守らなければなりません。

立場が違えば、考え方が違うのは自然なことです。


信頼関係を築くために必要なこと

利益相反だからといって、対立する必要はありません。

私は、お互いが同じブランドを支える運命共同体だからこそ、

信頼関係が何より重要だと考えています。

そのためには、

自分の要求だけを伝えるのではなく、

相手の立場も理解することが必要です。

私は、どちらか一方が得をする関係ではなく、

お互いが納得できるWin-Winの関係を目指したいと思っています。


過度な期待は失望を生みやすい

私が「過度な期待をしない」と考える理由は、

期待が大きいほど、

期待を下回ったときの失望も大きくなるからです。

一度失望すると、

信頼関係を取り戻すことは簡単ではありません。

一方で、

「最終的な責任は自分にある」

という考えで経営していると、

本部から良い提案やサポートを受けたとき、

それは期待以上の出来事になります。

その積み重ねが、

感謝や信頼につながっていくのだと思います。


この考え方は接客にも共通する

私は、この考え方はお客様への接客にも通じると考えています。

お客様の期待を少しでも上回ることができれば、

満足や感動につながります。

逆に、期待を下回れば不満になります。

ただし、コンビニは飲食店やホテルとは少し違います。

コンビニ最大の価値は、

「必要な商品を、必要な時に、短時間で購入できること」

です。

だから私は、

  • レジでお待たせしない
  • 気持ちよく挨拶する
  • 困っているお客様にはすぐ対応する

このような当たり前のことを、

毎日安定して続けることこそ、

コンビニらしい接客だと思っています。


無関心とは違う

もちろん、

「期待しない」

ということは、

「無関心」

という意味ではありません。

本部へ意見を伝えることも必要です。

改善を求めることも大切です。

しかし、

相手を責めるためではなく、

同じ目標を実現するための建設的な対話

であるべきだと考えています。


まとめ

私は、

本部にすべてを期待する経営ではなく、

「最終的な責任は自分にある」

という考え方で経営しています。

その上で、

本部が支えてくれた時には素直に感謝する。

スタッフにも同じ姿勢で接する。

お客様には期待を少しだけ上回るサービスを提供する。

その積み重ねが、

本部・スタッフ・お客様との信頼関係につながり、

長く安定した店舗経営につながると私は考えています。


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