こんにちは、コンビニ大家です。
「コンビニ経営に税理士は必要なのか?」
私は、10年以上コンビニを経営してきた経験から、必要だと考えています。
もちろん、税理士に依頼すればコストはかかります。
それでも私は、その費用以上の価値があると思っています。
なぜなら税理士は、単に決算書や申告書を作ってくれる人ではないからです。
会社の利益をどう残すか。
税金をどう正しく納めるか。
資金をどう効率よく使うか。
そして、その資金を次の資産形成につなげていくか。
さらに、住宅ローン控除やふるさと納税、医療費控除、相続など、その時々の自分の状況に合った制度について相談できる。
私は、こうしたことまで含めて考えてくれる税理士を、経営と資産形成のビジネスパートナーだと考えています。
利益が増えるほど、税金の大きさに驚く
コンビニ経営をしていると、利益が出たときに税金の大きさを実感します。
売上を増やす。
人件費を抑える。
自分自身も休みなく働く。
そうやって利益を残しても、利益が出れば当然、その利益に応じて税金を納めることになります。
経営者としては、
「これだけ働いたのに、こんなに税金を払うのか」
と思うこともあります。
しかし、そこで税金を避けようとするのは違います。
私は、正しく納税することが経営者の責任だと思っています。
だからこそ重要なのが、
「どうすれば法律の範囲内で資金を効率よく残せるのか」
という考え方です。
税金を減らすことだけが節税ではない
私は、節税という言葉を「税金をできるだけ減らすこと」だとは考えていません。
本当に大切なのは、
税引後に会社や自分の手元に残る資金を、どう次に活かすか
です。
例えば、
設備投資をする。
人材育成に使う。
従業員の労働環境を改善する。
借入金を返済する。
不動産へ投資する。
株式へ投資する。
将来のために現金を残す。
同じ利益でも、その後のお金の使い方によって、将来の資産形成は大きく変わります。
だから私は、
資金の効率化そのものに複利がある
と考えています。
毎年少しずつ資金を効率よく残し、それを次の投資へ回す。
その繰り返しが、10年、20年後には大きな差になります。
正しく納税することにも「複利」がある
もう一つ、私が大切だと思っているのが、
正しい納税によって信用を積み上げることです。
税金をごまかして一時的に手元のお金を増やしても、それは本当の意味で資産とは言えません。
税務上の問題が起きれば、追徴課税などの金銭的な負担だけではありません。
金融機関との関係。
取引先との関係。
会社としての信用。
こうしたものまで失う可能性があります。
反対に、毎年きちんと申告し、納税し、利益を残し、借入金を返済していく。
それを何年も続けることで、
「この会社なら安心できる」
という信用につながります。
私は、
資金の効率化にも複利があり、信用の積み上げにも複利がある
と思っています。
時代が進むほど、税務は難しくなる
これからの経営は、税務についてもますます難しくなると思っています。
国は社会保障費や防衛費、災害復興など、さまざまな財源を必要としています。
税制や社会保障制度も変化していきます。
さらに、デジタル化やAIなどの技術活用によって、税務行政もデータを活用する時代になっています。
昔のように、
「知らなかったから仕方がない」
では済まされない場面も増えていくでしょう。
経営者が本業をしながら、税法や制度の変化をすべて追い続けるのは簡単ではありません。
だから私は、税務については専門家の力を借りるべきだと考えています。
税理士は「会社の税金」だけを見る人ではない
私が税理士を必要だと考える理由は、法人の決算や法人税だけではありません。
経営者本人についても、
住宅ローン控除。
ふるさと納税。
医療費控除。
相続や贈与。
法人と個人の資産の持ち方。
役員報酬。
将来の事業承継。
こうしたことを相談できます。
もちろん、すべての税理士が同じように対応してくれるわけではありません。
しかし、自分の会社や家庭の状況を長く理解してもらっていれば、
「今の状況なら、この制度を検討してみてはどうですか」
と提案してもらえることがあります。
制度を知っているだけではなく、
自分の状況に合わせて考えてもらえること
に大きな価値があるのです。
サラリーマンにはなかなかできない選択肢
ここは、コンビニオーナーになってから特に感じたことです。
会社員の場合、自分の資産形成について税理士などの専門家へ相談すれば、その費用は基本的に個人で負担することになります。
一方、事業を経営していれば、事業に必要な税務サービスについて、法人として税理士と顧問契約を結ぶという選択肢があります。
もちろん、事業と関係のない個人的な相談まで何でも会社経費にできるわけではありません。
しかし、事業を経営することで、
税務の専門家を継続的なビジネスパートナーとして持つ環境を作れる
ことは、経営者ならではのメリットだと私は感じています。
私が税理士へ依頼している理由
私がお世話になっているのは、セブン‐イレブン加盟店を数多く担当している税理士事務所です。
コンビニ経営特有の会計処理。
本部との精算。
設備投資。
減価償却。
こうしたことを理解しているため、相談がスムーズです。
そして何より、
「自分の会社の状況を継続的に理解してくれている」
ことが大きい。
毎年一度だけ申告書を作ってもらう関係ではなく、
利益。
資金繰り。
役員報酬。
法人と個人の資産。
今後の投資。
将来の相続。
こうしたことを長期的に相談できる。
私は、この関係に大きな価値を感じています。
税理士費用は高い。それでも価値がある
もちろん、税理士費用は安くありません。
毎月顧問料を支払い、決算時にも費用が発生します。
だから、
「税理士に払うくらいなら自分でやればいい」
という考え方も理解できます。
しかし私は、10年以上経営してきて考え方が変わりました。
税理士へ支払っているのは、単なる申告書作成費用ではありません。
時間を買っている。
知識を買っている。
間違いを防いでいる。
資金を効率よく使うための相談相手を得ている。
そして、
自分では気づかなかった選択肢を教えてもらっている。
そう考えています。
経営者にとって「時間」は最大の資産
税務を自分ですべて勉強しようと思えば、膨大な時間が必要です。
その時間を、
店舗運営。
スタッフ教育。
労働環境の改善。
新しい事業。
不動産投資。
株式投資。
家族との時間。
こうしたことに使うこともできます。
私は、
経営者の時間そのものが資産
だと思っています。
だから、専門家に任せられることは任せる。
その分、自分にしかできないことに時間を使う。
この考え方は、10年以上経営してきてますます強くなりました。
複数の収入口をつくるなら、税理士の存在はさらに大きくなる
私が今、不動産投資や株式投資、そしてこのブログにも取り組んでいるのには理由があります。
コンビニだけに収入を依存したくないからです。
一つの事業にすべてを依存するのではなく、
複数の収入口をつくり、効率よく資産形成していく。
そのためには、税務や資金管理も複雑になります。
コンビニ経営。
法人。
不動産。
株式投資。
個人資産。
将来の相続。
それぞれをバラバラに考えるのではなく、全体を見ながら資金を動かしていく必要があります。
だからこそ、私は税理士の存在価値がさらに大きくなると思っています。
「税理士を雇う」ではなく「パートナーを持つ」
私は税理士を、
「税金を計算してもらうための人」
とは考えていません。
会社を守る。
資金を効率化する。
正しく納税する。
信用を積み上げる。
将来の選択肢を増やす。
そのためのパートナーです。
もちろん、税理士だからといってすべてを任せればいいわけではありません。
経営判断をするのは、あくまで経営者です。
税理士から提案を受け、それを自分で考えて判断する。
その繰り返しによって、経営者自身の知識も増えていきます。
私にとって税理士との面談は、
経営の勉強会でもあります。
良い税理士を選ぶことが重要
ただし、税理士なら誰でもいいわけではありません。
私は、
「自分の事業を理解してくれるか」
を特に重視しています。
コンビニ経営なら、コンビニ特有の会計や本部との精算を理解していること。
法人を持っているなら、法人経営について理解していること。
不動産投資をするなら、不動産に関する税務にも詳しいこと。
そして何より、
経営者と同じ目線で、長期的に会社の未来を考えてくれるか。
ここが重要だと思います。
税金を減らすことだけを目的にするのではなく、
会社にいくら残すのか。
そのお金をどう使うのか。
信用をどう積み上げるのか。
そこまで一緒に考えてくれる税理士なら、顧問料以上の価値があると私は考えています。
私が10年以上経営して分かったこと
コンビニ経営を始めた頃の私は、
「税理士は税金の計算をしてくれる人」
くらいにしか考えていませんでした。
しかし、10年以上経営して考え方は変わりました。
税理士を活用することで、
資金の効率化
正しい納税
信用の積み上げ
時間の確保
資産形成
を同時に考えられるようになります。
そして、この5つはすべてつながっています。
資金を効率よく残す。
↓
その資金を投資に回す。
↓
資産が増える。
↓
利益や信用が積み上がる。
↓
さらに次の投資ができる。
この流れにも複利が働きます。
そして正しく納税し、金融機関などから信用を積み上げていけば、それも次の資産形成につながる可能性があります。
私はこれを、
「お金の複利」と「信用の複利」
だと考えています。
まとめ
税理士への顧問料は、確かにコストです。
しかし私は、10年以上コンビニを経営してきて、
そのコスト以上の価値がある
と感じています。
税務の専門知識。
正しい納税。
資金の効率化。
銀行との信用。
住宅ローン控除や医療費控除、ふるさと納税。
相続や将来の資産承継。
そして、複数の収入口をつくるための資産形成。
これらを、自分一人ですべて把握するのは簡単ではありません。
だから私は、
税理士を「申告をしてくれる人」ではなく、「経営と資産形成のビジネスパートナー」と考えています。
コンビニオーナーになることで、こうした専門家と事業として継続的な関係を築けることも、会社員とは違う経営者の選択肢の一つだと思います。
そして私は、
コンビニで利益を出すことだけを目的にしていません。
社員やスタッフの労働環境を守る。
会社を安定させる。
正しく納税する。
信用を積み上げる。
そして、コンビニ以外にも収入口をつくり、資産形成を進める。
そのために、税理士という専門家の力を借りています。
経営者が一人ですべてを抱える必要はありません。
自分にできないことは、専門家に任せる。
そして、自分にしかできない判断に時間を使う。
私はそれが、長く事業を続けながら資産を形成していくための、一つの重要な考え方だと思っています。


コメント