はじめに
前回は、「利益を増やすためには数字を管理することが重要」というお話をしました。
今回からは、私が実際の経営で活用している**SEMC(Seven-Eleven Management Control)**の使い方を順番に解説していきます。
第1回は「初期設定」です。
初期設定は一度入力すれば大きく変更することはほとんどありません。
ここを正しく設定することで、利益シミュレーションの精度が大きく変わります。
SEMC全体画面

この画面では、大きく6つのエリアに分かれています。
① 初期設定
② 月間設定
③ 人件費・シフト設定
④ その他経費
⑤ 優遇・判定
⑥ 詳細結果
今回は①から④までを設定していきます。
① 初期設定
契約タイプや店舗数、加盟年数などを入力します。
ここで入力した内容をもとに、チャージや優遇制度が自動計算されます。
一度入力すれば変更することはほとんどありません。
② 月間設定
営業日数
平均日販
GP率
雑収入
など、月間の基本データを入力します。
売上やGP率は利益に大きく影響するため、できるだけ実績値を入力しましょう。
③ 人件費・シフト設定
ここでは
- 人件費日数
- 平均時給
- 一日の労働時間
を入力します。
人件費はオーナーが改善できる重要な数字です。
実績に近い数値を入力することで、利益予測の精度が高まります。
④ その他経費
ここでは
- 廃棄率
- 消耗品費
- 電話料
- 水道光熱費
- 保守修繕費
などを入力します。
既存店の場合は、PLや月次実績の平均値を入力してください。
初期値は参考値ですので、自店舗の状況に合わせて変更することをおすすめします。
新店の場合は、初期値をそのまま利用しても問題ありません。
⑤ 優遇・判定
この部分は入力不要です。
初期設定の内容から、
- 24時間営業減額
- 加盟年数減額
- GP減額
などを自動で判定します。
SEMCの特徴の一つです。
⑥ 詳細結果
入力が終わると、
- 商品売上高
- GP
- チャージ
- 総収入
- 最終利益
などが自動で表示されます。
毎月数値を入力するだけで、利益の変化を確認できます。
まとめ
初期設定は約5分で完了します。
一度設定すれば、翌月以降は売上や人件費などの実績を入力するだけです。
SEMCは、複雑なチャージや利益を「見える化」するために作成しました。
ぜひ、自店舗の数値を入力しながら活用してみてください。
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