はじめに
コンビニ経営で利益を大きく左右する数字は数多くあります。
その中でも、オーナー自身が改善しやすい数字が
- 人件費
- 廃棄
です。
私は、この二つを適切に管理できれば利益は大きく改善できると考えています。
しかし、多くの店舗では
「廃棄を減らそう」
という考え方になりがちです。
私はそうは考えていません。
廃棄は減らすものではなく、予算として管理するものです。
今回はSEMCを使いながら、その理由を解説します。
廃棄率を入力する

月間設定の「廃棄率」に実績値を入力します。
SEMCでは廃棄率を変更するだけで、
- 廃棄額
- 最終利益
- 一日の利益
- オーナー夫妻平均時給
まで自動計算されます。
利益だけではなく、自分たちの働く価値まで見える化できるのがSEMCの特徴です。
シミュレーションしてみよう
今回は
廃棄率2.5%
から
1.5%
へ改善した場合を比較してみます。

結果は次のようになりました。
| 項目 | 廃棄率2.5% | 廃棄率1.5% |
|---|---|---|
| 廃棄額 | 434,000円 | 260,400円 |
| 最終利益 | 793,384円 | 966,984円 |
| 一日の利益 | 25,593円 | 31,193円 |
| オーナー夫妻平均時給 | 2,559円 | 3,119円 |
廃棄率を1%改善しただけで、
- 利益は約17万円増加
- 一日の利益は約5,600円増加
- オーナー夫妻平均時給は560円アップ
という結果になりました。
毎日少しの改善でも、一年間積み重ねれば大きな利益につながります。
発注を増やせば売上は伸びる?
「売上を伸ばしたいから発注を増やす。」
この考え方自体は間違いではありません。
しかし、発注量を増やせば売上が少し伸びる一方で、廃棄のリスクも大きくなります。
売上以上に廃棄が増えてしまえば、利益は減ってしまいます。
重要なのは、
売上を最大化することではなく、利益を最大化すること。
そのためには、発注にも予算という考え方が必要です。
廃棄が多い店舗の共通点
私がこれまで見てきた中で、廃棄が多い店舗には共通点があります。
それは、
廃棄の構成比を確認しながら毎日のPDCAを回せていないことです。
季節の変わり目。
気温の変化。
売上の上昇や下降。
こうした変化に合わせて、
「今日は何が売れるのか」
「昨日との違いは何か」
という仮説を立て、検証を繰り返すことが重要です。
一方で、廃棄が多い店舗は、昨日と同じ発注を惰性で続けたり、「今日はたくさん売れるはず」という希望的観測で発注してしまう傾向があります。
私自身、その気持ちはよく分かります。
しかし、その発注では利益は安定しません。
だからこそ、一日の廃棄予算を持つことが大切なのです。
予算を把握していれば、「今日は少し抑えよう」「今日は勝負しよう」と冷静な判断がしやすくなります。
廃棄が少ない店舗も要注意
「廃棄は少ないほど良い。」
そう思われがちですが、私はそうは考えていません。
廃棄が極端に少ない店舗では、
想定以上の機会損失が発生している可能性があります。
欠品によって販売機会を逃してしまえば、お客様の期待にも応えられません。
利益を残すためには、
適正な廃棄
が必要です。
売上構成比と廃棄構成比はリンクする
私は、
廃棄の構成比は売上構成比とリンクする
ことが基本だと考えています。
売上構成比が高いカテゴリーほど、
廃棄予算も多く配分します。
つまり、
売れる商品には積極的に投資し、
売れない商品には無駄な投資をしない。
これが利益を最大化する発注につながります。
単品管理が利益をつくる
例えば、
真夏の暑い日に温かい麺類を大量に発注しても、大きな販売は期待できません。
一方で、
- 冷たい麺類
- 飲料
- アイスクリーム
などは販売チャンスになります。
セブン‐イレブン創業者の鈴木敏文さんが繰り返し伝えてきた「単品管理」とは、まさにこの考え方です。
売場全体ではなく、一つひとつの商品を観察し、お客様のニーズに合わせて発注する。
その積み重ねが利益につながります。
一日の予算で考える
私は、一日の廃棄金額を基準に管理しています。
もちろん、毎日予算どおりになることはありません。
大切なのは、一日ごとの結果に一喜一憂しないことです。
売上が見込める日には、多少の廃棄を覚悟してでも積極的に発注します。
逆に、売上が見込めない日は思い切って発注を抑えます。
そして、一か月を通して平均すると、廃棄金額が予算内に収まっている。
私は、この考え方が最も現実的で利益につながる発注方法だと思っています。
まとめ
廃棄は悪ではありません。
悪いのは、
原因を分析せず、同じ廃棄を繰り返してしまうことです。
SEMCでは、
- 廃棄率
- 最終利益
- 一日の利益
- オーナー夫妻平均時給
まで一度に確認できます。
数字を見ながら改善を繰り返すことで、利益だけでなく、オーナー自身の時間の価値も高めることができます。
それが、私がSEMCを開発した理由の一つです。
はじめに
コンビニ経営で利益を大きく左右する数字は数多くあります。
その中でも、オーナー自身が改善しやすい数字が
- 人件費
- 廃棄
です。
私は、この二つを適切に管理できれば利益は大きく改善できると考えています。
しかし、多くの店舗では
「廃棄を減らそう」
という考え方になりがちです。
私はそうは考えていません。
廃棄は減らすものではなく、予算として管理するものです。
今回はSEMCを使いながら、その理由を解説します。
廃棄率を入力する

月間設定の「廃棄率」に実績値を入力します。
SEMCでは廃棄率を変更するだけで、
- 廃棄額
- 最終利益
- 一日の利益
- オーナー夫妻平均時給
まで自動計算されます。
利益だけではなく、自分たちの働く価値まで見える化できるのがSEMCの特徴です。
シミュレーションしてみよう
今回は
廃棄率2.5%
から
1.5%
へ改善した場合を比較してみます。

結果は次のようになりました。
| 項目 | 廃棄率2.5% | 廃棄率1.5% |
|---|---|---|
| 廃棄額 | 434,000円 | 260,400円 |
| 最終利益 | 793,384円 | 966,984円 |
| 一日の利益 | 25,593円 | 31,193円 |
| オーナー夫妻平均時給 | 2,559円 | 3,119円 |
廃棄率を1%改善しただけで、
- 利益は約17万円増加
- 一日の利益は約5,600円増加
- オーナー夫妻平均時給は560円アップ
という結果になりました。
毎日少しの改善でも、一年間積み重ねれば大きな利益につながります。
発注を増やせば売上は伸びる?
「売上を伸ばしたいから発注を増やす。」
この考え方自体は間違いではありません。
しかし、発注量を増やせば売上が少し伸びる一方で、廃棄のリスクも大きくなります。
売上以上に廃棄が増えてしまえば、利益は減ってしまいます。
重要なのは、
売上を最大化することではなく、利益を最大化すること。
そのためには、発注にも予算という考え方が必要です。
廃棄が多い店舗の共通点
私がこれまで見てきた中で、廃棄が多い店舗には共通点があります。
それは、
廃棄の構成比を確認しながら毎日のPDCAを回せていないことです。
季節の変わり目。
気温の変化。
売上の上昇や下降。
こうした変化に合わせて、
「今日は何が売れるのか」
「昨日との違いは何か」
という仮説を立て、検証を繰り返すことが重要です。
一方で、廃棄が多い店舗は、昨日と同じ発注を惰性で続けたり、「今日はたくさん売れるはず」という希望的観測で発注してしまう傾向があります。
私自身、その気持ちはよく分かります。
しかし、その発注では利益は安定しません。
だからこそ、一日の廃棄予算を持つことが大切なのです。
予算を把握していれば、「今日は少し抑えよう」「今日は勝負しよう」と冷静な判断がしやすくなります。
廃棄が少ない店舗も要注意
「廃棄は少ないほど良い。」
そう思われがちですが、私はそうは考えていません。
廃棄が極端に少ない店舗では、
想定以上の機会損失が発生している可能性があります。
欠品によって販売機会を逃してしまえば、お客様の期待にも応えられません。
利益を残すためには、
適正な廃棄
が必要です。
売上構成比と廃棄構成比はリンクする
私は、
廃棄の構成比は売上構成比とリンクする
ことが基本だと考えています。
売上構成比が高いカテゴリーほど、
廃棄予算も多く配分します。
つまり、
売れる商品には積極的に投資し、
売れない商品には無駄な投資をしない。
これが利益を最大化する発注につながります。
単品管理が利益をつくる
例えば、
真夏の暑い日に温かい麺類を大量に発注しても、大きな販売は期待できません。
一方で、
- 冷たい麺類
- 飲料
- アイスクリーム
などは販売チャンスになります。
セブン‐イレブン創業者の鈴木敏文さんが繰り返し伝えてきた「単品管理」とは、まさにこの考え方です。
売場全体ではなく、一つひとつの商品を観察し、お客様のニーズに合わせて発注する。
その積み重ねが利益につながります。
一日の予算で考える
私は、一日の廃棄金額を基準に管理しています。
もちろん、毎日予算どおりになることはありません。
大切なのは、一日ごとの結果に一喜一憂しないことです。
売上が見込める日には、多少の廃棄を覚悟してでも積極的に発注します。
逆に、売上が見込めない日は思い切って発注を抑えます。
そして、一か月を通して平均すると、廃棄金額が予算内に収まっている。
私は、この考え方が最も現実的で利益につながる発注方法だと思っています。
まとめ
廃棄は悪ではありません。
悪いのは、
原因を分析せず、同じ廃棄を繰り返してしまうことです。
SEMCでは、
- 廃棄率
- 最終利益
- 一日の利益
- オーナー夫妻平均時給
まで一度に確認できます。
数字を見ながら改善を繰り返すことで、利益だけでなく、オーナー自身の時間の価値も高めることができます。
それが、私がSEMCを開発した理由の一つです。
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